【受講者の声】ブリーフセラピー入門~解決志向を目指すSFA編~ -キャリアコンサルタント更新講習-

ブリーフセラピーは問題の原因を個人に求めるのではなく、コミュニケーション(相互作用)の変化を促して問題を解決・解消していこうとします。「原因が何か」ではなく、「今ここで何が起きているのか」という相互作用を重視していきます。この相互作用という視点により、来談者中心療法等とは別のアプローチで介入案を検討します。

SFAでは「うまく行っているパターン(良循環)」を探して、それを拡大するように介入していきます。
クライエントもカウンセラーも、「問題」にばかり囚われてはいないでしょうか?
ちょっとでもうまく行っていることを見つけると、新たな解決の視点が見つかります。ぜひ、ブリーフセラピー入門SFA編で新たな思考パターンをお試しください。

受講頂いた皆様のご感想

ロジャーズの傾聴重視では、問題が解決しないうちに留年・退学ということも起こりえるし、進路実現のタイミングを逸することも起こりうる。そのために、早期の解決が求められるケースが多い。よって、ブリーフセラピーは学校現場にとても有効である。特に、自分の考えを十分に表現することに長けていない10代の若者にとっては、自分の考えを点数化する「スケーリングクエスチョン」は、自分の気持ちを表現しやすく、かつCCのほうも相手の気持ちを把握しやすい。(yoshi様)

うまくいかない原因を探るのではなく「うまくいっている時」に焦点を当て、クライエント自身に、できていることに注目・発見してもらうのは重要だと思う。理由を関連付けて深堀りしていくと腰が重くなるようなクライエントにとっても、例外の時の行動パターンを単純に増やしていくというのは気軽に挑戦できるのではないかと思う。私が介入するときはクライエントが楽しく継続しやすいように「小さく」「面白い」をより大切に提案してみたい。(Masako様)

短期間で解決したい時に活用していきたい。傾聴のカウンセリングは大事にしたいのですが、聞くだけで堂々巡りになる場合も多いため、できていることに注目し、あの時はできていた(例外)を見つけて短期での解決に結びつけたい。また子どもの“できていない”に注目しがちな、子育てママに向けてのカウンセリングに十分通用すると思います。日々の生活の中でも活用できたらと思います。(ゆめちゃん様)

傾聴での関わりに限界を感じるクライエントに限らず、幅広くブリーフセラピー(SFA)を活用してみたい。クライエントは、既に生じている諸問題に悩み、かなりそれにとらわれた状態で相談に来訪されるケースも多く、未来志向の関わりはそういったクライエントの視野を広げ視点を置き換えることに有効で、モチベーション的にも良いことだと思う。今日は貴重なヒントの機会をいただけた。(とかちゃん様)

クライアントが課題に対して上手くいっていることに着目し、そのパターンを認識してそれを繰り返すことで、クライエントが未来志向(原因探し・悪者探しではなく、これからどうするとよいかを考える)で課題を捉え、具体性を持って課題解決に取り組むことができるようサポートし、クライアントの行動や思考のパターンを良循環させていく対話を実践したいと思う。(匿名希望)

キャリアコンサルタント更新講習スケジュール

キャリアコンサルタント更新講習 キャリアコンサルタントのためのブリーフセラピー入門 ~解決志向を目指す SFA編~

認定時間:オンライン2時間+事前・事後課題各1時間:合計4時間
受講料:9,500円
日程:2025年6月13日(金)19:00~21:00
   2025年7月6日(日)10:00~12:00
   2025年7月23日(水)19:00~21:00

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