【受講者の声】キャリアコンサルティングに活かす「アサーション入門」 -キャリアコンサルタント更新講習-

相談のなかではクライエントが対人関係やコミュニケーションに悩んでいるケースが多く見られます。

その中でも、「言ってはいけない」と思い込んでいたり、伝え方を知らなかったり、アサーションに関する課題が見受けられることが多くあります。キャリアコンサルティングの中で、育んでいきたい力の一つがアサーティブな関わり方です。

この講習では、よりよい自己表現（アサーション）について学び、キャリアコンサルタント自身のコミュニケーションパターンを振り返ることで、アサーション課題を抱えたクライエントにも対応できることを目標とします。

アサーションの支援をするために、まずはキャリアコンサルタントが自分自身について知り、アサーティブな関わりができることが、真のクライエント支援に繋がります。

ご受講いただいた皆様のご感想

アサーションは、自分の思いや意見を率直に、かつ相手を尊重しながら伝えるコミュニケーション手法であり、キャリアコンサルティングにおいて非常に有用です。多くの相談者は、職場や人間関係において自己主張ができずに悩みを抱えており、アサーションを学ぶことで、自分の価値観や感情を整理し、相手と対等な関係を築く力を養うことができると考えられます。今後、私はキャリアコンサルティングの面談において、アサーションの考え方を積極的に取り入れていきたいと考えています。長期的には自己肯定感の向上や主体的なキャリア形成にもつながるよう、継続的なサポートと振り返りの機会を提供し、相談者が自信を持って前に進めるよう伴走していきます。(るん様)

本日の講座を通じて、アサーションは常にアサーティブである必要はなく、状況によっては「受け身のコミュニケーション」や「攻撃的なコミュニケーション」が適切な選択肢となる場合もあることを学びました。大切なのは、その場に応じて最善の表現を選ぶ柔軟性であり、アサーティブな伝え方を知っていれば、関係性が損なわれた場合でも後から修復できる可能性があるという視点を今後も大切にしていきたいです。(M.I様)

アサーションスキルは単にスキルとして捉えるのではなく、今後の人間力に厚みと広がりが膨らむものとなるのもお話し、適正に理解を深めて頂く。その上で、相談者が課題に取り組む意欲が湧いてくるよう、自らのコミュニケーションが変化することで起こるであろう異なる結果を想像して頂き、未来と自分は変えられるのを感じて頂く。て最終的に、相談者が望むキャリアを、納得感を持って自らの選択により実現することができるよう、支援する。（鈴蘭様）