2016年にスタートしたセルフ・キャリアドックですが、多くの企業等やキャリアコンサルタントの理解があいまいで、何をどうすればよいのか明確に答えられない状況にあります。
そこで、本講習では、セルフ・キャリアドック導入の意義とプロセスのポイントを理解し、企業等に対してセルフ・キャリアドック導入の働きかけができるようになることを目指します。
本講習では、セルフ・キャリアドックを立案した「セルフ・キャリアドック導入支援事業」(厚生労働省委託事業)の推進委員を務められた𠮷田善実氏を講師に迎えます。
受講頂いた皆様のご感想
世の中のIT化が当たり前になり、IoT、AIロボ・・・そして、これからはDXの時代と言われています。このような中で、キャリアコンサルタントは、今後の多様な労働市場の中で、労働人口の確保、労働移動や生産性向上を促進するために、個人のライフプランを見据えた中長期的なキャリア形成支援を目標とするのではないかと今回の講義で学び実感しました。総じて、今回の講義・ワークによって、私なりの“セルフ・キャリアドック”の必要性と具体的な企業への提案の基本的なシナリオが出来たように思います。本日の講義をしていただいた吉田先生とキャリコン仲間に出会えたことに感謝します。(ricco様)
セルフ・キャリアドックを導入することの企業のメリットを言語化、概念化、数値化することの難しさと同時に大切さをあらためて認識しました。個人の努力だけではなく、セルフ・キャリアドックを推進するキャリアコンサルタント全体で考えてもよいのではないかと感じました。働く人の行動変容が起きて、組織が変わり、企業がかわるという連鎖的な効果をいかにキャリアコンサルタントが咀嚼して説明できる力も必要なのだとも思いました。企業経営者との接点を作るためにキャリアコンサルティング業界と経営層との集団的な会合の企画があると良いと、講習を受けて、ふと思ったりもしました。個別の活動よりも業界全体の取り組みで、セルフ・キャリアドックは広がっていくかもしれません。(山河無常様)
セルフ・キャリアドッグが生まれた背景や職業能力開発促進法とどのように結びついているのか、導入意義やどんな効果が生まれるのか、導入までのプロセス、その中でキャリアコンサルタントがどんな役割を果たすのか、とても分かりやすい講義で理解することができました。グループワークのメンバーそれぞれが違う領域で活躍されており、異なる意見や見方、伝え方など参考になるところも多く、とても勉強になり、充実した時間でした。現在学生たちにキャリアに関する講座を行っていますが、自分自身のキャリアについて考えることは就職してもずっと続いていくものであり、社会に出たらセルフ・キャリアドッグという仕組みがあることも伝えていければと思います。(M・C様)
現在、所属している組織に「セルフ・キャリアドック」を2026年から導入する予定です。そのためこの講義に興味が沸き、受講させていただきました。セルフ・キャリアドックについて、自身で学び、導入のために、会社の経営陣に承認をとり進めておりましたが、今日の講義で、抜け漏れが見つかり、貴重な時間となりました。本日はありがとうございました。(J.様)
今回の講義を通してあらためて厚生労働省の資料を読み直したり、事前課題や講義内でのワークを体験したりすることを通して、セルフ・キャリアドックを企業が導入すべきだということを実感できたような気がします。そして、自分自身の事前課題では見ることができていなかったアプローチを、他の参加者の方々のご意見をお聞きしながら気付くことができ、視野が少し広がったように思います。セルフ・キャリアドックの制度化にも関わられた先生から直接学ばせていただけて、大変有意義でした。本日はありがとうございました。(Charlie440様)
キャリアコンサルタント更新講習スケジュール
セルフ・キャリアドック導入支援のポイント
・受講料:15,000円
・認定時間:事前課題1時間、オンライン講習4時間、事後課題1時間(習得度確認試験)合計6時間
・日程:2025年8月23日(土)13:00〜17:00
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