ブリーフセラピーは問題の原因を個人に求めるのではなく、コミュニケーション(相互作用)の変化を促して問題を解決・解消していこうとします。「原因が何か」ではなく、「今ここで何が起きているのか」という相互作用を重視していきます。この相互作用という視点により、来談者中心療法等とは別のアプローチで介入案を検討します。
SFAでは「うまく行っているパターン(良循環)」を探して、それを拡大するように介入していきます。
クライエントもカウンセラーも、「問題」にばかり囚われてはいないでしょうか?
ちょっとでもうまく行っていることを見つけると、新たな解決の視点が見つかります。ぜひ、ブリーフセラピー入門SFA編で新たな思考パターンをお試しください。
受講頂いた皆様のご感想
ブリーフセラピー(SFA)の理論を学び、クライアントに対する接し方の引き出しが一つ増えました。講義のなかで、ある一つの理論や技法にこだわる必要はなく、クライアントに適した理論・技法を適用すればよいと伺い、大変安心を感じました。今後ブリーフセラピーの4つの技法を身につくように実践していきたいと思います。またMRIアプローチについても学んでみたいと思います。
岩間 有利様
人は苦手なことをやるよりも、得意なことをやる方がハードルは低いもの。例外(問題のない)パターンを見つけ、それを具体的に行動に落としていける目標への取り組みを一緒に検討してあげられるように思います。内省傾向が強く、すぐに自己信頼が揺らいでしまうような、少し自信を失ってしまっているクライアントさんにこのブリーフセラピーの技法を使った関わりを行ってみようと思います。
こうもり様
人間性心理学に基づく「傾聴」とシステム論に基づく「ブリーフセラピー」では背景の哲学が異なるという点から、目の前の相談者に役立つ内容を判断し、その方に適したアプローチでかかわれるよう、対応の幅を広げることに活用していきたい。
M.T.様
クライエントの「今」の気持ちに寄り添い、過去や背景を汲み取ったカウンセリングを行うとどうしても時間がかかってしまう。そのため、決断を早くしないといけない場合やカウンセリングに時間があまりとれないクライエントにはSFAを活用して「課題解決」に焦点をあて、最短で解決にたどり着くように支援したい。取り入れる際にはブリーフセラピーは「未来を見ている事」を忘れず対応していく。
A様
小さなことも承認賞賛し、自己再認識(気づき)により自信がもてて自己肯定感や自己効力感アップにも繋げられるし、ネクストアクションも無理のない本人の成功体験から小さなステップで目的意識を持ち行う価値を感じながら主体的な思考と行動変容に結びつけられるような支援にSFAを活用していきたい。
ユッキー様
クライアントが抱えている問題を解決していくために、ブリーフセラピーの手法を用いて、すでに起きてしまっている事柄から、例外を見つけ出し、その例外から問題を様々な角度から捉えて、どうすれば問題が起きないかの介入案を複数提示し、その案を実行する支援をしていこうと考えています。
お米大好き様
「問題の原因を個人の中に求めず、他者とのやり取りする中でのシステムに問題を見出す」という部分が、自分にとっての気づきでした。「問題が起こらないパターン(例外)」に目を向けてもらうことで、クライアントが主体的に意思決定できるような関わり合いに繋げていけるよう、ブリーフセラピー(SFA)を活用していきたいです。
YC様
クライアントとのセッションの中で、できた例外(成功体験)を探し出し、そこにフォーカスしながらどのような環境の場面で、それが実現していたのかを確認。そこでの他者との関わりを再認識することで、クライアントのクセ、傾向に気づくように導いていき、今の悩みをいかに解決に向かわせるかを考えていく手法を試してみたいと思った。その技法の一つとしてのコンプリメントは、とても有効で、モチベーションを上げるきっかけづくりにも役立つと思いました。
かず様
「どうすればできたのか」「何が助けになったのか」を共有し、成功体験を再現可能なパターンとして強化できるよう本人やご家族にも共有していきたいと思います。
SE様
キャリアコンサルタント更新講習スケジュール
キャリアコンサルタント更新講習 キャリアコンサルタントのためのブリーフセラピー入門 ~解決志向を目指す SFA編~
認定時間:オンライン2時間+事前・事後課題各1時間:合計4時間
受講料:9,500円
日程:2025年5月14日(水)19:00~21:00
2025年6月11日(水)19:00~21:00
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