こんにちは。ビヨンド・ワーズの越です。
この週末はとある県庁向けのキャリア研修の企画書を3つ仕上げました。
受講対象は、入庁2年目、50歳、女性管理職です。
主催側の目的、それぞれの受講者のキャリア課題を考えつつ、到達目標を設定し、達成するためのプログラムを作っていきます。
これを達成するためには、こんなことして、あんなことして、そうするとこんな感情や思考が生まれるから、と妄想しながら、入れたいワークが多くなりがちなのを、研修の時間に合わせて調整していきます。この妄想タイム、結構好きなんです。
そんな妄想タイムに、「50代のキャリア面談って、共通した課題があるな」と感じているのを自分なりに整理したくなりました。
ざっと書き出した後、「50代のキャリア課題ってこんなことがあると思うのだけど、いい感じにまとめてくれない?」とAIさんに聞いたところ、素敵にまとめてくれたので、共有させて頂きます。
皆さんは、「あるある!」とか「ちょっと違う」とか、「こんなのもある」とか、どんな風に感じられますか?
①モチベーションと意欲の維持・向上
・キャリアの停滞感: 昇進の機会が減少し、キャリアの頭打ち感やマンネリを感じやすい。
・定年意識: 定年が視野に入り始め、仕事へのモチベーションが低下する可能性がある。
・役割の変化への戸惑い: 役職定年や組織再編などにより、役割や責任が変化することへの適応。
②強み・経験の再認識と活用
・自己評価の低下: 環境変化や新しい知識・技術の習得への不安から、自身の強みや経験を過小評価してしまう。
・過去の成功体験への固執: 過去の経験や成功パターンに固執し、変化への対応が遅れる。
・新たな役割への活かし方の不明確さ: 自身の強みや経験を、変化した組織や役割の中でどのように活かせば良いかイメージできない。
③組織との関係性と貢献
・組織内での立ち位置の変化への不安: 若手との役割分担や世代交代が進む中で、自身の組織における価値や必要性を再認識する必要がある。
・後進育成への意識: 自身の経験や知識を次世代にどのように継承していくかという意識の醸成。
・組織への貢献意欲の再構築: 定年後も組織に貢献していく意欲や、新たな貢献の形を模索する必要性。
④キャリアビジョンとライフプラン
・今後のキャリア目標の不明確さ: 定年後の働き方やライフプランを含めた、長期的なキャリアビジョンを描けない。
・変化への対応力の不安: テクノロジーの進化や働き方の変化など、外部環境の変化に対応していく自信がない。
・セカンドキャリアへの準備不足: 定年後の再就職や新たな活動に向けた準備ができていない。
・健康課題:漠然とした体力低下への不安や、生活習慣病等健康維持への不安感があるものの対応できていない。
・地域社会とのつながり:仕事以外の人間関係が希薄で、定年後の社会参加のイメージがもてない。
キャリアコンサルタント技能更新講習のお申込み受付中です。皆様のご参加をお待ちしております。
